大宮で21年以上、エステティック歴31年サロンdeエステKY山本です。
現在はムダ毛処理は女性にとって当たり前ですが、
じつは昔から、女性は美を追求して脱毛をしてきた歴史があるのです。
日本でのムダ毛処理の歴史の書物をみると、なんと平安時代からなのです。
日本のムダ毛処理は行われていたことが書物に記述されています。
平安時代に貴族の女性達などが、額の形を整えるために、
余分な毛を抜いて眉墨ならぬ“ひたい墨”で足りないところを
書き足していたそうです。
また、江戸時代の遊女たちは、平たくて小さい軽石を二つ使い、
陰毛を間に挟んでこすり切ったり、線香で焼いたりしていたそうです。
また、手足の毛の処理には、当時行われていた『脱毛剤』とは、
木の実から取った『あぶら』と、軽石を砕いて粉にしたものを混ぜたも
ので、これを手のひらで皮膚にすり込むことで、毛を磨耗させて切ると
いう方法です。
この書物には、処理後のスキンケアの指示があり、最後に『うぐいすのフン』
をぬり、へちま水をつける。と記述されています。
また、一般女性の間では、眉毛の下を剃って、 眉毛と目の間を広くゆったり
とみせて、美人顔に見せたそうです。
いつの時代にも毛と美容とは切り離せない関係にあったようです。
女性なら誰でも『ムダ毛』の処理には無関心ではいられなかったのです。
今も昔も美人の条件の一つですね。